UQモバイルとau、一体運営に社長自信

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・2020年10月にauとUQモバイルが一体運営されることが明らかになっています。
・UQモバイルを運営していた会社はWiMAX事業に集中して、運営を行うことになります。
・一体運営の理由に楽天モバイルを挙げており、楽天モバイルを巡る競争がし烈になることが予想されます。

 

KDDIは携帯通信事業の強化策として、傘下であるUQコミュニケーションズ(東京都港区)の格安スマートフォン事業を統合する。10月1日以降、自社ブランド「au」とサブブランド化する「UQモバイル」を一体運営し、営業効率化と消費者にわかりやすいサービス提供を目指す。統合でUQモバイルはどう変わるのか。UQコミュニケーションズの竹沢浩社長に聞いた。

https://newswitch.jp/p/23102

 

KDDIでは、auの運営だけでなく、傘下に置くUQコミュニケーションズのブランドUQモバイルを一体運営することを明らかにしました。そもそもなぜ一体運営に乗り出すのか、UQコミュニケーションズの社長は、楽天モバイルの存在を挙げ、競争相手が増えたことで、対応しなければならなかったことを語ります。

 

 

UQコミュニケーションズは、2005年にKDDIがWiMAX実証実験に成功したことで事業化を目指そうと立ち上げた企業です。2015年にはauのシステムを使ったUQモバイルを立ち上げており、2020年10月にauへ移すことになっています。

auが取り組んできたことをUQモバイルを契約する人にも使ってもらえるようにすることや、料金サービスを選びやすくすることで相乗効果が得られることを明らかにします。また、元々の事業目的の1つだったWiMAXに集中できる効果があり、多くの顧客を取り込めるのではないかという見立てがあります。自信をもって一体運営のすばらしさを語る社長ですが、すべては楽天モバイルの出方次第であり、それを凌駕できるのか、はたまた二番煎じで終わるのか、携帯電話を巡る戦いはこれからが本番です。