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塩谷瞬、役者としてのあゆみ

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塩谷瞬

ネパール親善大使など世界200か国を旅行し、その先々で撮影を行い、現地の人たちとの触れ合いを大切にしてきた塩谷瞬さん。冒険家としての塩谷瞬さんの一面は本当に多彩であり、その功績はもっと評価されていい部分と言えます。

 

しかしながら、塩谷瞬さんにとって本業は冒険家ではなく俳優です。本格的に俳優としてデビューし20年となる塩谷瞬さんにとって、様々な作品との出会いの連続でした。ハリケンジャー、パッチギ、そして2022年に主演した映画など、塩谷瞬さんの役者としてのあゆみをご紹介します。

ハリケンジャーで役者デビュー

塩谷瞬

塩谷瞬さんが初めて役者デビューを果たしたのは2002年に放映された忍風戦隊ハリケンジャーです。ハリケンレッドとして主役を務め、当時のスーパー戦隊では画期的なことを色々と盛り込んだことでも知られています。例えば今までの5人戦隊から3人戦隊にしたことや、複数のチームが時に共闘する構図、敵内部でも対立があるなど、色々な軸がありました。

 

当初ハリケンジャーは大人びたキャラとして描かれていたものの、当時の塩谷瞬さんとはイメージが合わないと判断され、落ちこぼれキャラとして描かれることになります。このため、ハリケンジャーの劇場版ではいわゆる当て書きという形で、塩谷瞬さんの成長を想定した脚本が書かれるようになるなど、ハリケンジャーは1つの成長物語としてみることができます。

 

ちなみにハリケンジャーは10周年、20周年と作品を発表しており、ファンはそれを心待ちにしています。10周年に合わせて引退していた女優が復活するなど、ファンにとってはとても楽しめるものになっています。

 

塩谷瞬さんにとっても思い出の作品となっており、20周年のイベントではハリケンジャーに対する熱い思いを語っています。もしもハリケンジャーのオーディションに落ちていたら、塩谷瞬さんはアメリカに演技留学をしていたかもしれません。もしも演技留学をしていたら、この後に出てくるパッチギなども出ることはなかったでしょう。

 

まさに塩谷瞬さんの運命を変えた作品であり、そして今も多くの人に愛される作品になっているといっても過言ではありません。

パッチギで主役

塩谷瞬さんは2005年に公開されたパッチギで主役を務め、とても難しい役回りを演じきりました。パッチギでは沢尻エリカさんなどが出演し、井筒和幸監督は沢尻エリカさんを激賞する一方、俳優たちには厳しく演技指導を行うなど、井筒流の演技に涙することもあったとか。そんな中でも必死に食らいついたことで、パッチギとしての作品の評価を高めることに貢献していきます。

 

井筒監督のエピソードは当時だからこそ笑い話になっているものの、今ならば何かしらの騒動になっても不思議ではありません。しかし、井筒監督が持つ人間性や人情味だけでなく、映画にかける情熱があるからこその熱い叱咤激励であり、塩谷瞬さんを始め、多くの役者さんがそれを一生懸命受け止めたからこそ素晴らしい作品になったと言えます。

 

結果的にキネマ旬報ベストテンの1位、毎日映画コンクール最優秀作品賞などを獲得し、塩谷瞬さんもこの作品で日本アカデミー賞の優秀新人賞、ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を獲得します。パッチギでの成功は間違いなく塩谷瞬さんを一流の役者に押し上げたといっても過言ではありません。

久しぶりの主演作レンタルファミリー

塩谷瞬

塩谷瞬さんはここ10年は冒険家など世界200か国を回って研鑽を積んできたほか、舞台も精力的に活動してきました。そんな中で2023年に封切り予定のレンタルファミリーで久しぶりに主演を務めます。レンタルファミリーは実際に家族をレンタルするサービスを経営する石井裕一さんの著書を実写化した作品です。

 

塩谷瞬さんの役どころは家族代行業としてシングルマザーの元へレンタル父親として派遣される役回り。1人娘のことを考え、家族代行業に依頼したシングルマザーのところに営巣の父親として派遣され、月1回の時間を楽しむ中、本物の父親が現れることで様々なドラマが生まれるというものです。

 

塩谷瞬さん自身も幼少期は壮絶な体験をし、母親の顔すら覚えていない状況、父親とも別れるなど半ば1人で生き抜いてきたような人物です。そんな塩谷瞬さんがレンタル父親を演じるというのは、何か因縁めいたものを感じさせます。塩谷瞬さんはブログの中で、「自分の人生とも繋がっている」と語るなど、塩谷瞬さんの人間味が遺憾なく発揮されるであろう作品に仕上がっているはず。塩谷瞬さんの20年の歴史が詰まった作品になることを期待したいです。